ChatGPT Edu、豪州の大学で導入拡大 学生の8割が週数回AI利用

ChatGPT Edu、豪州の大学で導入拡大 学生の8割が週数回AI利用 ビジネス・業界動向

オーストラリアの大学が、学生や教職員にAIツールを広く提供する動きを進めています。OpenAIが公式サイトで、その取り組みと学生への調査結果を紹介しました。

この記事では、発表の内容を整理したうえで、「AIを使う場面と使わない場面をどう分けるか」という大学の考え方から、私たちが仕事や勉強に取り入れられるヒントを紹介します。

何が発表されたか

  • UNSWシドニー、シドニー大学、ラ・トローブ大学、アデレード大学などが、学生や教職員が最先端のAIツールを使えるよう、OpenAIと連携している。
  • OpenAIが依頼した、オーストラリアの大学生1,018人への調査では、81%が週に数回AIを使い、33%は1日に何度も使っていた。28%は、勉強・仕事・私生活を助けるAIアシスタントをすでに作った経験がある。
  • UNSWは8万人超の学生・教職員にChatGPT Eduを段階的に広げる。シドニー大学は試験導入のあと、2027年度の第1学期に全学生へ提供する予定。ラ・トローブ大学は2027年の第1四半期に、学生と教職員4万5,000人への提供を計画している。
  • ラ・トローブ大学では、救急救命の授業で心電図の読み取りなどの練習問題をAIで作ったり、教員志望の学生が保護者との難しい会話をロボットで練習したりしている。
  • UNSWは課題ごとにAIの利用を「許可・禁止・必須」で示す枠組みを導入した。シドニー大学は、監督下の試験で本人の力を示し、自由形式の課題でAIの使いこなしを示す形をとっている。

ポイント解説

「AIを使えること」を大学が前提にし始めた

調査では、学生の61%が「AIスキルは希望する職業での成功に欠かせない」と答えています。また69%が、AIリテラシー(AIを理解して使いこなす力)は、パソコンの操作や文章力、計算力のように基本的な力になると考えています。学生側はすでにAIを日常的に使っており、大学が後追いで環境を整えている面がありそうです。

ただし、この調査はOpenAIの依頼で行われたものです。結果は参考になりますが、OpenAIの製品を紹介する文脈で出てきた数字だという点は、頭に入れて読むのがよいでしょう。

「全員に同じ道具を」という考え方

発表では、学生が個人でAIを試している現状を踏まえ、大学全体でアクセスを用意することが大切だと述べています。専攻や、個人が払える料金にかかわらず、誰でも同じ機会を持てるようにする狙いです。有料のAIサービスを使える人と使えない人の差を、学校が埋める役割を担うという発想だと考えられます。

使い方は「練習の場」に広がっている

AIを「宿題の答えを出す道具」としてだけでなく、練習相手として使う例が目立ちます。救急の場面を想定した練習問題や、保護者と意見が対立する場面の会話練習がその例です。失敗しても困らない場所で経験を積めるのは、AIの得意分野のひとつといえそうです。

「使っていい場面」を先に決める

UNSWの「許可・禁止・必須」の枠組みは、わかりやすい工夫です。基礎知識を自分で身につけるべき課題ではAIを禁止し、使いこなす力を育てたい課題では必須にする、というように、学びの目的に合わせて決められます。シドニー大学も、まず自分の力を示し、次にAIの活用力を示すという順序を設けています。いずれも、AIを禁止するのでも野放しにするのでもなく、目的に応じて線を引く考え方です。

注意しておきたい点

今回の発表は、大学に導入されるサービスと、各大学の計画が中心です。導入時期は大学によって異なり、2027年に始まる予定のものも多くあります。一般の方がすぐ同じ環境を使えるわけではありません。

明日から試せる使い方

今回の発表は大学向けの取り組みなので、そのまま使えるものではありません。ここでは、大学の工夫を、ChatGPTやGeminiなど身近なAIで試すときの考え方として紹介します。提供地域や料金は、お使いのサービスの公式サイトで確認してください。

場面1:苦手な会話の練習相手にする

ラ・トローブ大学のロボットの例のように、言いにくい話を事前に練習する方法です。職場での注意や、お客様への断りの連絡などに向いています。ロボットは使わず、文字だけで試せます。AIの返答はあくまで練習用の想定として受け取りましょう。

あなたは、納期の遅れに不満を持っている取引先の担当者です。私はこれから、遅れのお詫びと新しい納期の提案を伝えます。少し厳しめの反応を返してください。3往復したら、私の伝え方で良かった点と改善点を教えてください。

場面2:資格試験や授業の復習で、練習問題を作る

救急の授業で練習問題をAIが作っている例を、勉強に置き換えた使い方です。教科書やメモの内容を貼り付けて、確認問題を作ってもらいます。AIの出す問題や解説には誤りが混じることもあるので、答え合わせは必ず教科書や公式資料で行ってください。

以下は私の学習メモです。この内容から、理解度を確かめる問題を5問作ってください。1問ずつ出して、私が答えてから正誤と解説を示してください。解説が資料の内容と違う場合は、そう指摘してください。
(ここに学習メモを貼る)

場面3:自分用の「AI利用ルール」を決める

UNSWの「許可・禁止・必須」の考え方は、個人の仕事や勉強にも応用できます。たとえば、情報収集と文章の下書きは「許可」、最終的な判断や提出前の確認は「自分でやる」といった具合です。ルールを決めておくと、AIに頼りすぎず、必要なときは使うという付き合い方がしやすくなります。

私は(職業や学んでいる分野)です。次の作業それぞれについて、AIに任せてよいもの、補助にとどめるもの、自分でやるべきものに分けて整理してください。理由も短く添えてください。作業:資料の下調べ、メールの下書き、数字の確認、最終的な判断。

どんな人におすすめか

  • 大学生や専門学校生で、AIを使っていいのか迷っている人。学校のルールを確認する際のヒントになります。
  • 教員や研修担当者で、課題や研修でのAIの扱い方を考えている人。「許可・禁止・必須」のような区分は参考になりそうです。
  • 社会人で、AIを使い始めたものの、どこまで任せるか決めかねている人。
  • 苦手な会話や試験勉強の練習相手を探している人。

まとめ

オーストラリアの大学は、学生や教職員にAIツールを広げつつ、使う場面のルール作りも進めています。調査では多くの学生がすでにAIを日常的に使っており、大学側もそれに合わせた環境づくりに動いているようです。

私たちにとっての学びは、練習相手として使うことと、自分で考えるべき場面を見極めることの2点です。調査はOpenAIの依頼によるものなので、数字は参考程度に受け止めつつ、自分なりの使い方のルールを考えるきっかけにしてみてください。

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出典: Australian universities are creating AI-native graduates(OpenAI)

※この記事はAIを活用して作成しています。正確な情報は出典元をご確認ください。

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